MENU

アクアの高さ・長さ・横幅を把握してサイズ齟齬を防ごう!

2011年に初代モデルが登場して以来、トヨタを代表するミニバンとして人気を集めるアクア。現在は2代目となるモデルが販売されていますが、アクアのサイズ感はどれくらいなのでしょうか。

本記事では、アクアのボディサイズから室内サイズ、ラゲージ容量を徹底解説します。

購入前にアクアのボディサイズを事前に知ることで、サイズ齟齬を防ぎましょう。

目次

アクアのボディサイズ

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

現在販売されているアクアは、5ナンバーに分類される小型乗用車です。

コンパクトで取り回しのしやすいサイズ感が魅力のひとつとなっていますが、具体的なサイズはどの程度なのでしょうか。

また実際に運転する際には、車高や最小回転半径も気になる方が多いと思います。

まずはアクアのボディサイズを詳しく確認していきましょう。

3ナンバーと5ナンバーの違いは?

3ナンバー・5ナンバーという言葉を耳にしたことがある方も多いと思いますが、どのような違いがあるのでしょうか。

5ナンバーの条件は以下の通りです。

  • 全長:4,700mm以下
  • 全幅:1,700mm以下
  • 前高2,000mm以下
  • 排気量:2,000cc以下

これらの条件を全て満たした車が5ナンバー、一つでも条件を越えた場合は3ナンバーに分類されます。

区分の違いによって税額等に違いはありませんが、車のサイズ感を測る目安のひとつとなっています。

全長・全高・全幅

アクアのボディサイズは、全長4,050mm、全幅1,695mm、全高1,485mm(E-Fourの場合は1,505mm)です。

アクアと同じく低燃費車両として人気の高いプリウスのサイズは全長4,575mm、全幅1,760mm、全高1,470mmとなりますので、他車種と比較してもアクアがコンパクトな車両であることが分かります。

また、車選びは「駐車場に入るか」「安全に乗り降りができるか」などが気になる方も多いと思いますが、一般的な平面駐車場は長さ5m、幅2.5mが確保されています。

アクアのサイズ感であれば障害物や他の車両が駐車スペース近くにあっても、安全に入出庫を行うことができるでしょう。

長さにも余裕があるため、ラゲージスペースも楽に使用することができます。

機械式駐車場の場合、サイズ制限は場所によってさまざまですが、平均的な長さ制限は4.7~5.3m、幅制限は4.7~5.3m、高さ制限は1.55~2.0m程度です。

平面駐車場より駐車スペースが窮屈に感じるかもしれませんが、問題なく駐車ができると考えていいでしょう。

ただし、昇降式の場合は下段の高さ制限が低くなっている可能性があります。マンションなどの機械式駐車場を利用しようと考えている方は、購入前にアクアが入るか必ず確認をしてください。

最低地上高

最低地上高とは、地面から車の一番低い部分までの高さのことを指します。

アクアの場合、最低地上高は140mm(E-Fourの場合155mm)で、他の車種と比較しても平均的な数値のため縁石や障害物にボディ擦ってしまう心配は少ないでしょう。

ただし、この数値はあくまでも純正状態での最低地上高となります。エアロを装着したり、タイヤ・ホイールを変更した場合には高さが変わることがありますので、ドレスアップを検討している方はご注意ください。

最小回転半径

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

最小回転半径とは、左右どちらかに最大までハンドルを切った状態で回転した際、外輪が描く円の半径を指します。

車の取り回しのしやすさを測る指標の一つとして使われており、アクアの場合、最小回転半径は5.2m(「B(2WD)」のみ4.9m)です。

一般的に最小回転半径が5.5m以下なら取り回しがしやすく、6mを超えると運転にテクニックが必要とされていますので、この数値を見てもアクアの運転がしやすいことが分かります。

ちなみにタイヤサイズが変わると最小回転半径に影響を及ぼすことがあります。購入後、タイヤの履き替えを検討している場合は注意が必要です。

アクアの室内サイズ

アクアのようなコンパクトカーの場合「体格が大きくてもゆったりと運転できるか」「後部座席は窮屈でないか」など車内サイズが気になる方も多いのではないでしょうか。

アクアの車内サイズは長さ1,830mm、幅1,425mm、高さ1,190mmです。ミニバンやSUVなど大型車両と比べると車内サイズも狭くなってしまいますが、座席の距離や高さをしっかりと確保したデザインを採用することでゆとりのある車内空間を実現しています。

お子様や小柄な方であれば、後部座席でもゆったりと過ごすことができるでしょう。

アクアのラゲージサイズ

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

「荷物を運ぶ機会が多い」「ゴルフバックやアウトドアグッズを積みたい」という方にとって重要なラゲージルーム。

アクアにはE-Fourモデルにラゲージスペースを上下二段に分割できるアジャスタブルデッキボードが標準搭載されており、この装備を装着した車両とそうでない車両で容量に差が生じます。

シートを調整すればスペースを広げることもできますので、乗車人数や荷物量に合わせてシートアレンジを行ってください。

アクアのラゲージサイズと容量は以下の通りです。
【容量】

シート状態 ラゲージルーム装備品 容量
2WD リヤシート使用時 アジャスタブルデッキボード装着者車 上段:205L

下段:291L

デッキマット装着車 291L
リヤシート格納時 アジャスタブルデッキボード装着者車 上段:618L

下段:704L

デッキマット装着車 704L
E-Four リヤシート使用時 アジャスタブルデッキボード装着者車 205L
リヤシート格納時 アジャスタブルデッキボード装着者車 618L

※2WDモデルでスペアタイヤ(オプション)を追加した場合、容量が変動します。

【サイズ】

モデル シート状態 寸法
長さ 全車 リヤシート使用時 475~656mm
全車 リヤシート格納時 1,275~1,630mm
全車 935~1,153mm
高さ 2WD 656~824mm
E-Four 656~685mm

アクアでゴルフバックを運ぼうとした場合、フル乗車状態では積み込むことができません。

6:4分割可倒型リヤシートを使用し、片側を倒した場合には2WDモデルで9.5インチサイズのゴルフバック3個程度、E-Fourでは2個程度収納が可能です。

さらにリヤシートを全て倒した状態では2WDで4個程度、E-Fourで3個程度を積み込むことができます。

アクアとライバル車のサイズを比較!

コンパクトで運転のしやすいサイズ感が特徴のアクアですが、ライバル車とはサイズにどの程度の違いがあるのでしょうか。

ここからはアクアのライバル車として挙げられる「日産・ノート」「ホンダ・フィット」「マツダ・マツダ2」「スズキ・スイフト」の4車種とアクアのサイズを比較します。

日産・ノートとのサイズ比較

アクアと同じく、燃費が良い車として知られる日産・ノート。

ボディサイズは全長が4,045mm、全幅1,695mm、全高1,505~1,520mmでアクアよりも少し高さのあるデザインとなっています。

とはいえ全長はアクアの方が大きいため、この2車種ではサイズにそこまで違いを感じないでしょう。

価格帯はアクアが198万円~、ノートが203万円~となりますので、価格面で見てもアクアと近いライバル車であることが分かります。

ホンダ・フィットとのサイズ比較

ホンダを代表するコンパクトカーであるフィット。

フィットのボディサイズは全長3,995~4,090mm、全幅1,695~1,725mm、前高1,515~1,570で、アクアと同程度のサイズ感であることが分かります。

フィットの場合ガソリンモデルが用意されているため、156万円~とお手頃な車両もありますが、ハイブリットモデルに絞ると200万円~となるため、価格・サイズ感ともに大きな違いはありません。

マツダ・MAZDA2

デミオの後継車として、よりスタイリッシュに進化したMAZDA2。

MAZDA2のボディサイズは全長4,065mm、全幅1,695mm、全高1,500mmで、アクアと比較すると長さ・高さともに少し大きいデザインを採用しています。

価格は150万円台からで手の届きやすい価格設定ではありますが、現在国内ではガソリンモデルもしくはディーゼルモデルのみの展開となります。

スズキ・スイフト

爽快な走りとスポーティなエクステリアが人気を集めるスズキ・スイフト。

ボディサイズは全長3,845~3,855mm、全幅1,685mm、全高1,500~1,525mmで、アクアと比較すると一回り小さいサイズ感となっています。

価格は137万円台~とアクアよりもお手頃な価格設定となりますが、燃費の面ではアクアの勝利。

サイズや価格・燃費などさまざまなスペックを総合して、自分に合った一台を見つけてみてはいかがでしょうか。

駐車や運転をサポートする安全性能

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

運転のしやすさも魅力のひとつであるアクアには、より安心・安全なドライブを楽しめるようさまざまな安全装備が搭載されています。

一部装備はグレードによって搭載の有無が異なるものや、オプション設定となっているものがありますので、「運転に不安がある」「もっと楽に駐車をしたい」という方はぜひ参考にしてください。

アドバンストパーク

アドバンストパークは、車両がハンドル・アクセル・ブレーキ操作をアシストし、自動で駐車してくれる安全装備です。

白線がはっきりしている駐車場はもちろん、事前に場所を登録すれば区画線がない場所への駐車も可能。バック操作や縦列駐車が苦手な方でも安心です。

アクアの場合、最上級グレードの「Z」に+188,100円、「G」に+97,900円、「X」と「B」に+114,400円で追加することができます。

パノラミックビューモニター

パノラミックビューモニターは、車を上空から見下ろしたような映像をリアルタイムでディスプレイに表示することで、目視が難しい場所の死角をなくし、安全な駐車をサポートする安全装備です。

さらにシートやボディを透かして路面を見たようなシースルービューを確認できるオプションも用意されており、死角や障害物を見落とす心配がありません。

パノラミックビューモニターはオプションとして用意された安全装備で、グレードにより取り付け可否・価格が以下の通り異なります。

取り付け可能グレード 価格
パノラミックビューモニター 「G」 27,500円
「X」「B」 44,000円
パノラミックビューモニター

(シースルービュー機能付)

「Z」 101,200円
「G」 55,000円

パーキングサポートブレーキ

パーキングサポートブレーキは、低速走行時に障害物を検知し、ブレーキ制御で衝突被害を軽減してくれる安全装備です。

障害物の見落としだけでなく、アクセルの踏み間違いにも対応していますので、駐車場への入出庫の際の危険を未然に防ぐことができます。

アクアではパーキングサポートブレーキ(前後方静止物)を「Z」と「G」に標準搭載しており、「X」と「B」では+28,600円で取り付けることが可能です。

駐車や入出庫に不安がある方はぜひご検討ください。

レーントレーシングアシスト

レーントレーシングアシストは、走行中に車線からはみ出さないようにステアリング操作をサポートしてくれる安全装備です。

対向車線との境界線がはっきりしている場所はもちろん、縁石などの境界にも対応しており、さまざまなシーンで安全な走行をアシストしてくれます。

またシステムがふらつきを検知した場合には、ディスプレイ表示と音で休憩を促します。走行中には気づかないうちに疲れがたまっていることもありますので、この装備があれば長距離運転も安心です。

レーントレーシングアシストアシストはアクアの全グレードに標準搭載されています。

まとめ

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

業界トップクラスの低燃費で人気を集めるアクアは、コンパクトなボディサイズはもちろん、最小回転半径も小さく、運転がしやすい車両と言えるでしょう。

ボディサイズが小さい分、ミニバンやSUVと比較すると車内サイズが小さくなりますが、車高を高く設定したり、豊富なシートアレンジを用意したりと窮屈さを感じさせない工夫がいたるところに施されています。

取り回しのしやすさや車内の広さが気になる方は、購入前に試乗車などで実際のサイズを確かめてみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる