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ハリアーの乗り心地はどう?乗り心地を良くするためのポイントは?

都会的なデザインが特徴的なトヨタ・ハリアー。

実際に購入を検討する場合には、乗り心地が気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ハリアーの乗り心地から、上質な乗り心地を実現するための装備、グレード別の違いをご紹介します。

また、記事後半では、乗り心地が合わなかった場合の対処法もご紹介。

自分に合った乗り心地の車を手に入れることで、快適なカーライフを送りましょう。

目次

ハリアーはやわらかく滑らかな乗り心地が特徴

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

スタイリッシュな見た目や充実した装備が魅力のハリアーは、快適な走行を楽しんでもらうために、乗り心地にもこだわった設計が採用されています。

その乗り心地は、柔らかく滑らかで、まさに都会的なデザインにピッタリな高級感のある乗り心地と言えるでしょう。

乗り心地に影響する搭載装備

乗り心地を良くするために、さまざまな技術を採用しているハリアー。

具体的には、どんな装備品が乗り心地に影響しているのでしょうか。

優れた操縦安定性をか叶える高剛性ボディ

車の乗り心地と聞くと、タイヤや足回りの装備品が影響するというイメージがある方も多いかもしれませんが、実は、車の乗り心地にはボディの頑丈さが大きく影響します。

ハリアーでは、ボディ剛性を高めるために、結合素材や部品の配置を最適化。さらに銅板に特殊加工を施して作られるホットスタンプ材や、高張力銅板、アルミ材などを採用することで、剛性を高めるだけでなく、軽量化にも成功しています。

では、ハリアーのようにボディ剛性が高い車と、そうでない車ではどんな違いがあるのでしょうか。

車は走行中、常に路面からの衝撃を受け続けます。この衝撃の大半はクッションやサスペンションが受け止め軽減されますが、外に逃がし切れなかった衝撃は、ボディに振動として伝わります。

この時、ボディ剛性が低い車の場合は、振動がそのまま車内に伝わり、揺れやブレの原因に。一方、ハリアーのようにボディ剛性が高い車は、ボディが受けた衝撃を外へ逃がしてくれるため、車内が安定します。

また、効率よく衝撃を外に逃がすことができるため、操縦も安定。剛性の高いボディを採用することで、快適な乗り心地が実現できるのです。

空力抵抗を軽減するデザイン

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

上質さや高級感をテーマにしたハリアーでは、快適な乗り心地を実現するために、空力性能を追求。車両の各所には、防音材を最適配置することで、静かで心地のいいプライベート空間を演出しています。

高速走行時には、風切り音が気になることもあると思いますが、ハリアーなら走行シーンを選ばず快適なドライブを楽しむことができるでしょう。

また、ボディや床下構造には、空力抵抗を低減できるデザインを採用。走行中の抵抗を抑えることで、乗り心地の良さだけでなく、燃費にも貢献しています。

しなやかな乗り心地を実現したサスペンション

ハリアーは、上質な乗り味を実現するために、フロントにはマクファーソンストラット式、リヤにはダブルウィッシュボーン式の異なるサスペンションを採用しています。

マクファーソンストラット式は、軽自動車からスポーツカーまで幅広い車両に採用されているサスペンションで、部品点数が少ないのが特徴です。

このサスペンションは、左右が独立して動く形状(独立懸架式)を採用しているため、路面が傾いている場合でも、車への影響が少なく済みます。

リヤに採用されたダブルウィッシュボーン式も同じく独立懸架式を採用していますが、マクファーソンストラット式にはない、アッパーアームを搭載。部品点数は多くなりますが、可動領域を広く確保することで、さまざまな路面での操縦安定性を確保しています。

なめらかな走行をサポートするばね上制振制御

ハリアーでは、路面状態に合わせてエンジンやモーターの出力を自動制御し、トルクをコントロールするばね上制振制御を搭載しています。

これにより、アップダウンが激しい道や荒れた路面でも、揺れをコントロール。フラットな乗り心地と滑らかな動きを実現しています。

走行モードを選べるドライブモードセレクト

ハリアーには、気分や路面状態に合わせて「ECO」「NORMAL」「SPORT」の3種類から走行モードを選べるドライブモードセレクトを採用しています。

「ECO」モードでは、エンジンやモーターの出力を緩やかにし、エアコンの効きも控えめにすることで燃費に貢献。ゆるやかな加速が特徴です。

「SPORT」モードでは、パワートレインのレスポンスを向上し、ステアリングをスポーツ制御することで鋭い加速を実現。キビキビとした力強い走りが楽しめます。

「NORMAL」モードは、平坦な路面や街乗りなどで活躍するモードです。パワートレイン・エアコン・ステアリングの制御が標準状態となりますので、ハリアーの持つ上質な走りを存分に味わうことができるでしょう。

コーナリングのアシストをするACA制御

ACA制御とは、横滑り防止装置の一種です。

カーブが連続する道では、ブレーキを自動制御することで走行をサポート。道路状態を問わず、スムーズでフラットな乗り心地を実現しています。

安定性を確保するS-VSC

S-VSCとは、ステアリングやブレーキ、駆動力を制御することで安定性を保つ機能です。

滑りやすい路面では、駆動力の最適化と操舵トルクのサポートにより優れた操縦性を実現。平坦な道だけでなく、山道などでも安全で快適な乗り心地を味わうことが可能です。

ガソリンモデルとハイブリッドモデルの違い

ハリアーには、ガソリンモデルとハイブリッドモデルが用意されており、搭載エンジンや走行性能に違いがあります。

グレードによる乗り心地はそこまで大きくはありませんが、それぞれのグレードに搭載された装備品や機能の特徴を知ることで、自分にあった一台を見つけてみてはいかがでしょうか。

優れた走行性能と低燃費を両立したハイブリッドエンジン

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

ハリアーのハイブリッドモデルには、2.5Lハイブリッドシステムと、2.5Lダイナミックフォースエンジンが搭載されています。

ハイブリッドと聞くと、「発進がもたつく」「走りがものたりない」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、ハリアーでは、高圧縮率、ロングストローク化などにより効率を高めた直列4気筒エンジンと、高出力・低燃費の両方を実現したハイブリッドシステムを採用。

最新技術が詰め込まれたパワートレインにより、燃費の良さはもちろん、力強く軽快な走行を楽しむことが可能です。

あらゆる路面に対応するE-Four

ハリアーのハイブリッドモデルに搭載されたE-Four(電気式4WDシステム)では、システムが自動で2WDと4WDを切り替えることで、あらゆる路面でスムーズな発進・加速を体感することができます。

また、後輪トルクの増加や、前後輪トルク配分の最適化により、安定性を確保。山道や荒れた路面のカーブでも、思い通りの操作が可能です。

静かな走行を可能にするEVドライブモード

ハリアーには、走行モードを自由に選ぶことができるドライブモードセレクトが全グレードに搭載されていますが、ハイブリッドモデルでは、さらにもう一種類「EVドライブモード」を選択することができます。

「EVドライブモード」を選択した場合には、出力をモーターのみに切り替え。燃費の向上はもちろん、エンジン音が気になる早朝や夜間には、エンジンを使用しない静かな走行が可能です。

力強くレスポンスの良いガソリンエンジン

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

ハリアーのガソリンモデルでは、燃費を高速化した2.0Lダイナミックフォースエンジンを採用しています。

さらに、排気・冷気・機会作動時のエネルギーロスを軽減。ガソリンモデルではトップクラスの燃費と力強く心地よい走りを両立しています。

Direct Shift-CVT

ハリアーのガソリンモデルでは、滑らかなシフトチェンジが特徴の従来のCVTに、発進用のギアを追加しています。これにより発進から高速域まで幅広いシーンで力強い走りを実現しました。

また、マニュアル車のようなシフトチェンジができる10速シーケンシャルシフトマチックも搭載しており、走りや操縦感も楽しむことが可能です。

自動制御で高効率のダイナミックコントロール4WD

ハリアーの4WDガソリンモデルでは、FFと4WDを始動で切り替えるダイナミックコントロール4WDを搭載。

発進時や路面が滑りやすい状態の時には、前後へのトルク配分を最適化することで、スムーズな走り出しと安定した走行をサポートしてくれます。

雪道や荒れた路面だけではなく、ドライ路面を走行している際にも車両の挙動を細かく制御することで安定感を確保。あらゆる路面で快適な走行性能を楽しむことができるでしょう。

乗り心地を改善する方法

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

上質な乗り心地に特化したハリアーですが、ユーザーの中には「乗り心地がふわふわしすぎている」と感じる方も多いようです。

人によって好みの乗り心地には差がありますが、ハリアー特有のやわらかな乗り心地があまり好きでない方は、部品を交換することで乗り心地を改善できるかもしれません。

サスペンションを変更する

ハリアーでは、上質な乗り心地を確保するために、やわらかな乗り心地になるようサスペンションのチューニングが行われています。

しかし、スポーツカーなど硬い走りが特徴の車に慣れている方にとっては、普段と違う乗り心地になかなか慣れない場合もあるでしょう。

乗り心地を変えたい方は、サスペンションの交換がおすすめです。スポーティな走りが特徴のTRDサスペンションなどに交換すれば、ノーマルとは違った乗り心地となるでしょう。もちろん、社外製のものでも乗り心地を変えることは可能です。

ただし、サスペンションを硬めのものに交換した場合には、路面から伝わる衝撃が大きくなり、揺れやブレの原因になる可能性があります。

また、交換には数十万円の費用がかかると考えた方がいいでしょう。

タイヤを変更する

車の乗り心地を左右する要因のひとつとされているのがタイヤです。

タイヤは性能により価格に大きな違いがあり、高いタイヤほど乗り心地が良くなると言われています。

もちろん、ハリアーに標準搭載されたタイヤの質が悪いわけではありませんが、より良いものに変えることで乗り心地が改善するかもしれません。

まとめ

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

柔らかく上質な乗り心地が特徴のハリアーでは、乗り心地の良さを向上するために、ボディ形状や性能にさまざまな技術を採用しています。

街乗りだけでなく、雪道や荒れた路面での車両安定性も確保されており、シーンを選ばず快適な走行を楽しむことができるでしょう。

とはいえ、車の乗り心地の好みは人それぞれです。
スポーツカーなどの硬い乗り心地に慣れている方は、ハリアーのやわらかい乗り心地に慣れないこともあると思いますので、購入の際には試乗などであらかじめ乗り心地を確認しておくことをおすすめします。

【ディスクリプション】
トヨタの人気SUVであるハリアーは、柔らかく上質さのある乗り心地が特徴です。本記事では、上質な乗り心地を実現するために採用された最新技術や装備品をご紹介します。さらに、ハリアーの乗り心地を変えるための方法もご紹介。自分に合った乗り心地の車を手に入れることで、快適なカーライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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